カサカサのウッド、みんなでグッドに!Sapporo Wood Repainters 大通公園・2丁目センターエリア ベンチ塗り替えカラーをみんなで決めよう! この色いいね!投票所

  • ベンチ塗り替えプロジェクト 薄桜 ベンチ
  • ベンチ塗り替えプロジェクト 陽光白 ベンチ
  • ベンチ塗り替えプロジェクト 蝦夷松 ベンチ

候補は3色。お気に入りに1票を!

投票期間 10月5日(月) ~ 10月22日(木)

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投票券(1票分)を返信いたします。

投票期間は終了しました。
投票してくださった皆さま、ありがとうございました!

投票の結果、大通公園・西2丁目センターエリア ベンチの色は「蝦夷松」に決定しました!

  • ベンチ塗り替えプロジェクト 薄桜 ベンチ

    爽やかな風に舞う桜の花は、札幌のみならず、日本の春のシンボル。大通公園の「国際交流ゾーン」に位置づけられている2丁目にマッチするカラーと言えるでしょう。淡い色調は、花壇に咲く花々の彩りを邪魔することもありません。

  • ベンチ塗り替えプロジェクト 陽光白 ベンチ

    公園に植えられた木々を照らす陽の光。キラキラと光る葉裏の白さ。都心部の2丁目に、やわらかなトーンでリラックス効果を。明度は「薄桜」と同じなので、明るい色をお望みの場合は、「薄桜」か「陽光白」のいずれかをセレクトできます。

  • ベンチ塗り替えプロジェクト 蝦夷松 ベンチ

    格調高く、落ち着いた色調です。札幌の短い春・夏を、2丁目で穏やかに味わいたい人へ。グリーン系では、明るい「陽光白」と比較できます。また、候補の3色ともに、2丁目南北エリアで用いる「ビア茶」との相性も考慮して選ばれました。

ベンチの写真は、カラーリングの参考として、2丁目センターエリアのベンチ画像をベースに色調を加工したものです。
実際に塗り替えた際の色合いと完全に一致するものではございません。ご了承ください。

今回は1・2丁目をリペイント!

大通公園1・2 丁目のベンチを3 つのエリアに分け、それぞれ異なる色で塗り替えます。

★1丁目全エリア → ミルク金時(選定理由

ミルク金時濃い赤 | milk kintoki

小豆とたっぷりのミルクが、おいしそうに交わった色。ヨーロッパ風の伝統的なイメージや、落ち着いた感じを演出しやすい色でもあります。テレビ塔に同系色の「ペチカ」が使われていることもあり、1丁目の雰囲気になじみがよいと考えました。

★2丁目南北エリア → ビア茶(選定理由

ビア茶濃い黄 | beer cha

大通公園の中でも1・2丁目は「国際交流ゾーン」という位置づけ。姉妹都市のミュンヘンやポートランドはビールのまちとして名を馳せていることもあり、この色をセレクトしました。都会的で洗練された茶色は、2丁目のイメージにもマッチします。

★2丁目センターエリア → 蝦夷松

2丁目センターエリアは、まだ塗り替えカラーが決まっていません。というか、みんなで決めましょう! 候補カラーとして、「札幌の景観色70色」の中から上の 3色がセレクトされています (ここまでの経緯は「SWRのこともっと詳しく」へ)。 この3色から1色を多数決で決めます! 投票券(もちろん無料)をゲットして、お好きなカラーに投票してください! どなたでも「1票」を投じていただけます。

Sapporo Wood Repainters とは?

「札幌市内の傷んでいる木工物を市民の手で塗り替え、美しい景観を守っていきたい」「塗装の経験から、木工物のぬくもりや、ものを大切に使う豊かさを感じてほしい」という想いのもとで結成。 今年4月29日には、《大通公園5丁目》の全ベンチ塗り替えを行い、本格的に活動をスタートさせました。

リペイント参加者募集中!

10月25日(日)の13時からリペイントを行います! ぜひ、あなたもごいっしょに! リペインターズ(塗り替えボランティア)参加は、SWRのFacebookページで応募方法をご確認ください。

定員に達したため募集は締め切りました。
たくさんのご応募、ありがとうございました!

ベンチの色、みんなで決めよう!

この投票所の存在を、FacebookやTwitterで広めてくれたらうれしいです!
より多くの人でベンチの色を決めましょう!
よろしくお願いします☆


SWRのこと、もっと詳しく! まちだってDIY!大通公園のベンチをみんなで塗り替えちゃおう!に至るまでのお話。

SWR事務局長/宮川 多恵

北海道が大好き!木工物を守ることから、景観の美しさを守りたい。

木工物のぬくもり、そこから生まれる景観の美しさ。これらを同時に守っていく活動を、このまちで暮らすみなさんと進めていきたい。そんな想いでSWRを立ち上げました! 私は幼少期を北海道で過ごし、それから東京へ。20代になってから「大好きな北海道」にカムバックしました。北海道では色彩の勉強を始め、そんななかで出会ったのが、現在勤めている和信化学工業株式会社という塗料メーカーです。会社でつくっている木部保護塗料を、まちのために活かすことはできないだろうか。いや、活かそう!ということで真っ先に思いついたのが、函館の西部地区でした。明治・大正時代に建てられた教会や洋館、和洋折衷の民家などが立ち並ぶ美しいまち。でも、傷んでいる外壁も少なくありません。屋外の木部は、数年ごとの塗り替えが必須なんです。このままでは景観の悪化のみならず、建物自体も……さっそく函館市に働きかけ、ある古民家を塗り替えることができました。その後、札幌円山動物園のウッドデッキにも着手。動物園の塗り替えは小学生20名にがんばってもらったのですが、なんだかみんな、すごく笑顔なんですよね(笑)。ああ、塗装って楽しいんだと、私自身も再発見できました。

コワーキングな面々と、塗り替えに向けて動きだす!クラウドファンディングも。

社内でも社会貢献活動の一環として広く理解してもらえるようになり、次はどこを塗ろう?というとき、すぐに思いついたのが大通公園です。札幌に暮らす私たちにとってはかけがえのない憩いの場ですよね。ベンチに腰かけてほっと一息という人も多いのではないでしょうか。でもこのベンチ、よく見るとかなり塗装が剥げていて、カサカサしているんです。ああ、塗りたい! 誰か一緒に塗りましょう! さまざまな方にお声がけし、アドバイスなどをいただくなかで昨年の夏に出会ったのが、コワーキングスペース・ドリノキで働いているみなさんです。デザインやウェブ開発などの仕事をしている人が多いのですが、まちづくりへの関心も高く、大通公園のベンチ塗り替えの話をすると、“お仕事”にはならない案件にも関わらず、すぐにのってくれて、現在までいろいろとサポートしてくれています♪ さすがコワーキング! 当時はちょうど、みなさんでまちに特化したクラウドファンディングのしくみ(crageといいます)を構築中で、今年4月のベンチ塗り替えプロジェクト(5丁目)では資金調達にエントリーしてみました。塗り替えボランティアに参加していただいた方に、カッコいい塗装用エプロンをお渡ししたいと思ったんです。残念ながら目標金額には届きませんでしたが、57名の方にご支援いただきました! 集まった金額でできることを考え、木部塗料のミニボトルと小刷毛のセットを、ボランティアのみなさんにプレゼントさせていただきました。

4月の5丁目リペイントには100名以上が参加!

昨年10月には、4丁目の一部ベンチで塗り替えテストを実施。「札幌の景観色70色」をベースに弊社で調合した木部保護塗料の中から「生チョコ」という色を選んで塗りました。そして、今年4月25日、初めての本格的な塗り替えを5丁目で行いました。塗ったのは「ペチカ」という色。この投票所で、候補3色(ペチカ、馬鈴薯、蝦夷紫)の中から最多票を獲得した色です(4丁目の投票所はコチラ)。 リペイントに参加されたみなさんからは「思った以上に楽しかった!」「みんなの場所をみんなでキレイにするっていいですね」「これ、マイベンチ!」などの感想をいただきました。
いま、DIY(Do It Yourself)の精神で暮らす人々が増えてきていますよね。これを家庭の中だけじゃなく、まちにまで拡張して考え、動いていく。そういう人の数こそ、これからの「豊かなまち」の大きな指標になっていくのだと思います。そして、札幌にはそういう人が多いのではないかと、昨年からの活動を通して実感しているところです。

まちだってDIY!豊かなまちの輪が広がることを願って。

さて、SWRは今年2月に実行委員会として正式に立ち上がりました。春・秋の年2回、数年をかけて大通公園の全ベンチを塗り替える予定です。塗り替え色の選定にはさまざまなご意見をいただきました。これまでの塗り替えに参加したみなさんからは「水色などの明るい色も楽しそう」という要望も多かったのですが、公園サイドからは「統一感のある景観を損なわないように、茶系統で」というお話も。これらを受け、「札幌の景観色70色」の策定に尽力された「札幌イメージコーディネート研究会(SICS)」の方々と議論を重ね、70色から12色のベンチカラーを選出しました。すべて茶系統ながら、並べてみるとけっこう違うバリエーションとなっています。今回、1丁目全エリアで使われる「ミルク金時」や、2丁目南北エリアの「ビア茶」も、この12色からセレクトされています。一方、今回の投票対象となっている2丁目センターエリアの候補3 色は、12色以外のカラーから選ばれました。これは、大通公園の中でもかなり特殊なベンチレイアウトがなされているエリアということで、例外的に12色ルールが適用されなかったためです。
茶系ではない色を塗ることができるのは、きっとこれが最初で最後! ぜひ、1票を投じてもらえたらうれしいです。みんなが座るベンチだから、みんなで色を決め、みんなで塗り替え、長く使っていく。これはなにも、大通公園のベンチに限りません。まちだってDIY! 札幌を愛するひとりとして、そんな輪がたくさん広がっていくことを願っています!